ホツマツタヱとは

発見

ホツマツタヱ フトマニ図

1966年に不思議な文字で書かれてる『ホツマツタヱ』というものが発見されました。
十一万文字余りにも及ぶ文字数で、五七調の長歌体で綴られています。
この不思議な文字をヲシテ文字(ホツマ文字)と呼ぶことにしました。
そして、
同じ文字、同じ文体で『ミカサフミ』『フトマニ』も発見されました。
『ミカサフミ』については未だ全巻の発見には至っていません。
この三つの文献には同一の世界観があり、ヲシテ文献と呼びます。

ヲシテ文字は美しい規則性を持ち、一語一語を神とする四十八音図を基礎として形成されています。

日本には古墳時代に漢字が渡来したと考えられ、それ以前の弥生時代や縄文時代には文字が無かったといわれています。
しかしこのヲシテ文献の発見で、それに疑問の余地がうまれました。

ヲシテ文献には
天地開闢(てんちかいびゃく)の神話に始まり、日本の最初の国の名、トコクニヨが建国され十二代続いたカミノヨ、次にヒトノヨとなりさらに十二代目スヘラギのヲシロワケ(景行天皇)の時代(古墳時代初期の時代)までの歴史が記述されています。

歴史学会では、ホツマツタヱを偽書としていますが、古事記や日本書紀を編纂する際に重要な参考資料になったはずであると主張する声もあり、未だに解明されていない多くの謎があります。
偽書判定の理由は、「日本の古代には母音が8つあったが、ヲシテには5母音しかないから、江戸時代に創作されたのだろう」とのことです。

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