ハタレとは?
ハタレとは、『ほつまつたゑ』に登場する、天照大神の御代(みよ)に反乱を起こした存在です。
現代的に言えば、秩序を乱す者、ナラズ者(ならずもの)に近い存在といえるでしょう。
『ほつまつたゑ』では、
動物霊に憑りつかれた者、
あるいは心がねじけ、正しき道から外れた者
として描写されています。
一方、後世の政伝(せいでん)では「魔王」と記されることもあり、
ホツマ研究者の中には、ハタレを妖術を使う者として捉える見解も見られます。
●ハタレの語源について
語源をたどると、「徴(はた)る」には
「強く求める」「取り立てる」
といった意味があるようです。
また、『ほつまつたゑ』では、政(まつ)り事を「機織り」に例えて表現します。
その文脈から、
・ハタレとは「機(はた)の乱れ」を意味する言葉
・あるいは、第二十三アヤに見られる
「はたおれず(機織れず)」
という表現が省略され、「はたれ」という名詞が生まれた
──このような解釈も成り立ちます。
つまりハタレとは、
政治・秩序・調和を乱す存在そのものを象徴した言葉とも読めるのです。
●ハタレの大乱(ハタレ大戦)
構図は明快で、
天照神軍 対 ハタレ軍
という、神々の存亡を懸けた戦いとなります。
ハタレの登場順と対峙する神々は、以下の通りです。
①シムミチ 対 カナサキ
②イソラミチ 対 フツヌシ
③ヰツナミチ 対 タケミカツチ
④ キクミチ 対 カダマロ
⑤ハルナハハミチ 対 天照(アマテラス)大神
⑥アメヱノミチ 対 イフキトヌシ
『マンガ ほつまつたゑ』第四巻について
この壮大なハタレの大乱(ハタレ大戦)を描いた物語が、
『マンガ ほつまつたゑ』第四巻です。
きりの良い場面で巻を分けているため、
第四巻から読んでも物語の流れが理解できる構成になっています。
本作を通して、神々の戦い、
そして「ハタレとは何だったのか」
を見守っていただけたら幸いです。
※なお、本作『マンガ ほつまつたゑ』第四巻は、現在制作中にあり、2026年夏前の発売を予定しています。
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